金先生

先日、自宅にCDが届きました。


中学時代に音楽の授業と吹奏楽で大変お世話になった金 賢治先生からでした。

陸前高田市立第一中学校で金先生と出会いました。

あの町はもうすっかり姿を変えたけれど、

目を閉じれば浮かんでくる高田の町は私の青春時代を過ごした町のまんまです。


金先生は、現在大船渡中学校の校長先生をされておれらますが、

震災を経験した生徒たちの未来の為に、風化させたくない想いを語りながら

震災後にご自身で作詞作曲された歌も届けていらっしゃいます。


そんな金先生は、なに震災後に曲を書き始めたわけではありません!

私が中学生の頃から、卒業生に毎年曲を作り、卒業ビデオを制作してくれていました。

運動会の一コマや修学旅行の思い出、遠足、文化祭、合唱コンクール、

最後に金先生の曲が流れてきます。

私の時は『友よ』というタイトルです。


マルガリータ長谷川さんとスタジオレダの水谷さんの分

『渡してくれな!』と送ってくださいました。


ジャケットも素敵ですね。


私が生まれて初めて作曲をしたのは、この金先生の音楽の授業。

『4小説でよいので、音楽で表現してみなさい』というような試験でした。

自分で作った曲でも良いし、知っている曲でも良いし、

それを楽器を使ってもいいし、歌でもよいという事だったので、

私は4小説メロディーを作り、ラララで歌いました。


その時に金先生になんて言ってもらえたかは覚えていませんが、

私の将来に影響を与えてくださった方の中のお一人です。


またライブでご一緒できますように…